十代に二次元ヲタだった女子たちの行く末
なかなか根気強く同じことをやるのが苦手なので、前に書いてから1年くらい経ってしまいました…。
私は典型的なアラサーヲタ女性として、仕事をしている以外は日々ヲタ活動に勤しんでいますが、友人たちもそんな感じです。
ヲタ友以外の友人の大半は結婚して人生の次のステージへ歩みを進めているのに対し、
ヲタ友で結婚している人はほぼいません。十代の頃は、ただ趣味が違う程度の差だったヲタ友とそれ以外の友人の違いも、この年になると社会的立場という目に見えるものまで大きくなってくるものだと実感する毎日です。
さて、私は十代の頃は典型的な二次元ヲタ腐女子でした。その頃の友だちも大抵は二次元が大好きで、私達にとってこれはずっと変わらないものだろうと確信していました。
そして、私達が好む二次元というものは流行りのイケメンが出てくるアニメや漫画に限ると思っていました。
ところが30を目前にした今、ジャニーズ沼に堕ちるという十代当時の自分が考えもしなかった現実にいるわけです。それはそれで毎日楽しいから何も問題はありませんが、
ふと友だちはどうしているのだろうか気になったので、友だちの当時と今の趣味を調べてまとめてみようと思いました。あんまり綿密に調べてないのですごくおおざっぱだし、当たり前ですが好きなものって一つにまとめられるものではないので数ある中の一つでしかないです。
<例>
名前
十代の頃好きだったもの → 今好きなもの
私(腐)
少年向けアニメ、乙女ゲー→ ジャニーズ、若手俳優
友人K(腐)
友人Y1(腐)
ゲーム、少年漫画 → 海外ドラマ、映画
友人M(腐)
男性向けゲーム → 男女問わずアイドル全般、若手俳優
友人S(腐)
後輩E(腐)
友人Y2(腐)
男性声優、テニプリ → 今もほぼ変わらず(すごい!)
後輩T(腐)
友人A(腐)
まとめてみてわかったのは、
・別に今まで好きだったものが嫌いになるわけではない。むしろ守備範囲が広がっただけ。
・愛を傾ける対象が二次元の美しい男子一辺倒だったのが、三次元や女子などにも対象が広がっていく傾向がある。
ということです。
全員が全員、そうなるわけではありませんが、やはり二次元ヲタだった十代の女子でも二十代になると三次元にもがっつりはまれるようになる人が増えるみたいです。たしかに仲間内で話題になる萌え作品が、漫画、アニメ、ゲームだけじゃなくて普通の映画、ドラマまで広がっています、たしかに。単純に大人になるにつれて視野が広くなるということが原因なんだろうとは思いますね。若いころにアニメイトでイケメンキャラの下敷きやキーホルダーを買い集めていた女子が、大人になるとグッズよりも様々なジャンルの円盤やチケットを買いあさるようになるんですね。日本のエンタメ業界を支えているのはヲタ女子なんだなあと思います。
でも不思議なことに十代の頃に二次元ヲタだった男性で、三次元に行ったり男性キャラクターに行ったりする人ってあんまりいない気がします。きっと根本的に、女ヲタと男ヲタって本当に性質が違うんですね。